事業紹介

臨床研究の系統的
オンライン学習
MAP Midcareer Academic learning Program

働きながら臨床研究を学びたいすべての医療者のために

「臨床研究を始めたい」「もっと自信を持って学会発表したい」「論文をいつの日か書いてみたい」、
このような熱意があっても、働きながら臨床研究を学ぶのは簡単ではありません。
iHopeは、そのようなアンメットニーズに応えるべく、
10年以上前からオンラインで学べる臨床研究学習プログラム
MAP(Midcareer Academic learning Program)を提供してきました。
iHopeのオンライン学習は、ただ必要な講義を寄せ集めただけのつまみ食い学習ではありません。
「臨床研究の道標」(京都大学名誉教授 福原俊一著)に記された、
研究計画を完成させるための7つのステップに沿った学習方略によって、
必要な知識を系統的にそして効率的に身につけることができます。

学習形式、難易度の異なる4つのプログラムから、ご自身に合った学び方を見つけられます。

臨床研究は知識をつまみ食いのようにして学ぶのではなく、研究をどのように進めていくのか全体の流れを理解した上で、必要な知識や技術を順番に整理しながら系統的に学んでいくことが重要です。この系統的な臨床研究の学習プログラムとして誕生したのがMAP(マップ)です。

MAPの歴史は2013年に開講したeMAP(イー・マップ)から始まります。eMAPは京都大学 福原俊一教授が提唱する「研究計画を完成させるための7つのステップ」に沿って臨床研究の必須知識をビデオ講義によって学ぶオンライン学習です。
今でこそオンライン学習は一般的なスタイルとして定着しましたが、当時は臨床研究の学習方法としては非常に珍しい存在でした。しかしながら、多忙な医療者にとって時間と場所を問わずに受講できるeMAPは、着実にそのアンメットニーズを捉え、高い満足度を得ています。
その理由として、eMAPのビデオ講義が教室で行う講義の単なる録画ではないことが挙げられます。対面でこそ伝わる受講者の反応、その空気感はオンラインでは得られません。受講者がオンラインでも効果的に学習できるよう講師陣は講義スライドのデザインから話し方まで微細な部分にまで気を配り、オンライン用に改修された高品質のビデオ講義が作成されました。
eMAPは2022年に、より応用的な講義を含むeMAP nextを開講するなど、現在進行形で発展を続けています。しかし、残念ながらeMAPを受講するだけで研究が実践できるようになるわけではありません。福原教授は独立した研究者になるための要件として次の6つを挙げています。

  • ①系統的学習
  • ②実践的演習
  • ③データ
  • ④メンター
  • ⑤プロテクテッドタイム
  • ⑥仲間

eMAPは、この中で「①系統的学習」を満たすためのものです。eMAPの学習を最大化し、より実用的な研究力を身につけるためには「②実践的演習」を「⑥仲間」と一緒に「④メンター」の指導を受けながら実施することが理想的です。
そこで生み出されたのがgMAP(ジー・マップ)、gMAP spです。
gMAPはeMAPの学習にグループワーク課題、ライブ討論というアクティブラーニングを取り入れ、gMAP spでは、さらにグループメンタリング(研究指導)も加わり、全く新しい双方向性のオンライン学習として2015年に開講しました。
海外の一流大学(Johns Hopkins大学、Harvard大学)では、すでに確立されていたライブ討論のスタイルを参考にしつつ、臨床研究デザイン塾や臨床研究てらこ屋で⻑年培ってきたグループ学習、メンタリングのノウハウを最大限に活用したiHopeの集大成とも言えるプログラムです。
かくして、臨床研究の学習方法において唯一無二のオンライン学習プログラムとして確立し、今なお進化を続けているのがMAPなのです。

これまでの学習効果に満足できなかった方に

  • 必須知識を7つのステップに沿って最短で習得
  • これから学び始めたい初学者に最適
  • より質の高い研究をしてみたい経験者にも

ひとりで手軽に始めるeMAP

臨床研究を学び始めたい方、これまでの学習に満足できていない方におすすめ

レベル 初級
臨床研究の基礎知識が凝縮された全24コマ(コアA/12コマ、コアB/12コマ)のビデオ講義で学ぶプログラムです。ビデオ講義なので受講期間中は何度でも復習できますし、無理のないペースでじっくりと学習を進めることができます。複雑な疫学用語の理解はもちろん、研究計画を完成させるまでの工程をステップバイステップで学べます。
募集期間 年2回(4月・10月)
▶ お申し込みは随時受付中
受講期間 コアAB同時申込の場合1年間、それぞれ単体での申込の場合は6カ月間
お問い合わせ

すでに系統的な学習が済んだ方に

  • 多様な研究デザイン
  • 応用的な統計手法
  • 指導する立場の方にも

アドバンスコースeMAP next

研究デザイン、統計解析の選択肢の幅を広げたい方におすすめ

レベル 中級〜上級
eMAPよりも、さらに応用的な知識を学びたい方向けのコースです。より複雑な研究デザイン、診断精度を調べる研究、臨床予測モデル、傾向スコア・操作変数法などの観察研究で比較の質を高める応用的な統計手法などを25コマの講義(コアC/13コマ、コアD/12コマ)で学ぶことができます。eMAPの学習を前提とした講義ですので、先にeMAPから受講することをおすすめしています。
募集期間 年2回(6月・12月)
▶ お申し込みは随時受付中
受講期間 コアCD同時申込の場合1年間、それぞれ単体での申込の場合は6カ月間
お問い合わせ

ビデオ講義だけで習熟する自信がない方に

  • 参加型グループ学習で学習効果を最大化
  • グループワーク課題とライブ討論で理解を深める
  • 講師、他グループとディスカッション

仲間とともに学ぶgMAP

実践演習を通じて活きた知識とスキルを身につけたい方におすすめ

レベル 初級〜中級
3名以上の仲間とグループで受講する参加型のグループ学習です。eMAPのビデオ講義に加え、実践演習としてビデオ講義に関するグループ課題に取り組み、全グループが参加するライブ討論で講師と課題について理解を深めます。ただ理解するだけでなく、すぐに実践で活用できる知識を1年間で身につける人気のコースです。
募集期間 1月1日から3月31日まで
受講期間 5月から翌年3月末
お問い合わせ

学びながら研究を進めたい方に

  • gMAPのカリキュラムで学びながら
  • グループ独自の研究計画を作成
  • 経験豊富なメンターが指導

研究指導付きのグループ学習gMAP sp

gMAPで学びながら、研究計画の指導を受けたい方におすすめ

レベル 初級〜上級
gMAPのカリキュラムに加え、グループ独自のリサーチ・クエスチョン(RQ)を、専属メンターが遠隔から指導し、質の高い研究計画の完成を目指します。研究実績はもちろん、指導実績も豊富なメンターが指導しますので、構想中のRQをブラッシュアップしたいグループや、これからRQを考えてみたいグループでも安心して受講していただけます。
募集期間 1月1日から3月31日まで
受講期間 5月から翌年3月末
お問い合わせ

gMAPのインタラクティブな学習をひとりでも受講可能

  • 参加型学習で学習効果を最大化
  • コースワーク課題とライブ討論で理解を深める
  • 講師、他受講者とディスカッション

ひとりでgMAPのコースワークを受講

実践演習を通じて活きた知識とスキルを身につけたい方におすすめ

レベル 初級〜中級
ひとりで受講する参加型のグループ学習です。eMAPのビデオ講義に加え、実践演習としてビデオ講義に関する課題に取り組み、全受講者が参加するライブ討論で講師と課題について理解を深めます。ただ理解するだけでなく、すぐに実践で活用できる知識を1年間で身につける人気のコースです。
募集期間 1月1日から3月31日まで
受講期間 5月から翌年3月末
お問い合わせ

gMAP spのメンタリングも個人で受講可能

  • iMAPのカリキュラムで学びながら
  • 独自の研究計画を作成
  • 経験豊富なメンターが指導

gMAP spのメンタリングを個人で受講

iMAPで学びながら、研究計画の指導を受けたい方におすすめ

レベル 初級〜上級
iMAPのカリキュラムに加え、独自のリサーチ・クエスチョン(RQ)を、専属メンターが遠隔から指導し、質の高い研究計画の完成を目指します。研究実績はもちろん、指導実績も豊富なメンターが指導しますので、構想中のRQをブラッシュアップしたい方や、これからRQを考えてみたい方でも安心して受講していただけます。
募集期間 1月1日から3月31日まで
▶ Mentor Onlyプラン/1年間、Mentor Only Halfプラン/6カ月間のお申し込みは随時受付中
受講期間 5月から翌年3月末(Mentor Onlyプラン、Mentor Only Halfプランは自由設定)
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