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臨床研究の定番学習プログラム「gMAP」が、2025年度受講生を募集中です。

gMAP・gMAP sp/iMAP・iMAP sp

臨床研究を学ぶならgMAP

動画講義にグループワークとライブディスカッションを組み合わせたインタラクティブなオンライン学習gMAP(ジー・マップ)は2024年度に10年目を迎え、医療者が臨床研究を働きながら学ぶための定番プログラムとなりました。コロナ禍で急速に普及したオンライン学習ですが、gMAPはそのさらに5年前からオンライン学習のスタイルを確立してきました。これまでに400名以上の受講者から、毎年、高い満足度と高評価を得ています。メンタリング付きのgMAP spコースからは6本の英文原著論文が誕生しています。

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gMAPは受講者のニーズに合わせて、より柔軟な受講方法が選択できるようになっています。

■グループ受講だけでなく個人でも受講できます

gMAPは3名以上のグループで受講しますが、iMAP(アイ・マップ)という1名でも受講できる申し込み形式があります。メンタリング付きのgMAP spでも同様に一人で申し込めるiMAP spがあります。またiMAP /iMAP spで申し込まれた方同士で3名以上のグループを作りgMAP/gMAP spとして受講することも可能です。

<一人で申し込む場合の受講形式>

■メンタリングだけでも受講できます

gMAPの主要なコンテンツは動画講義、グループワーク課題、ライブディスカッションです。gMAP spでは、これにグループでのメンタリングが加わります。動画講義だけで、まずは一人で学びたいという方にはeMAP(イー・マップ)が適しています。また臨床研究の系統的な学習はすでに済んでおり、メンタリングのみを受けたいという方にはMentor Onlyプランという選択肢もあります。こちらもグループでの受講、個人での受講、どちらも選択可能です。開始時期は自由に設定でき、また1年間で8回と半年間で4回のプランがあり、必要な時に必要な分だけメンタリングを受けることが可能です。

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<コースごとの構成>

■受講者インタビュー

2017年度にgMAP spを受講された白河総合診療アカデミーのグループを代表して片山皓太先生(現 聖マリアンナ医科大学)にインタビューさせていただきました。

聖マリアンナ医科大学 総合診療内科学 片山皓太

片山皓太先生
gMAP spの最終発表会でメンバーと(左が筆者)
臨床研究を体系的に学べるgMAP spは、総合診療医である私の研究スキルを飛躍的に向上させてくれました。gMAP spでは、講義での学びを実習で実践するスタイルでした。講義で「理解できた」と思っていても、実際に手を動かすと「理解が不十分だ」と気づく瞬間が数多くありました。それでも、メンターの先生方に支えられ、充実した時間を過ごせました。
gMAP spでは矢野徹宏先生(現 国立病院機構 埼玉病院)、斉藤悠太先生(現 さいたま市民医療センター)とともに研究計画を練りました。病理部で研修していた際に何度も剖検に立ち会った経験から、「剖検は臨床能力の向上に役立つのか?」という疑問を、当時の私は抱いていました。そこから3人で夜遅くまで議論を重ね、毎月オンラインで青木拓也先生(現 東京慈恵会医科大学)から指導を受けて、京都大学で研究計画を発表するに至りました。
論文「The impact of autopsy participation on clinical residency」(J Gen Fam Med. 2021;22:278)では、卒後臨床研修における剖検の役割について検討しました。基本的臨床能力評価試験の点数と剖検の経験とに関連はなかったものの、試験を受験した研修医の半数以上が剖検を経験していなかったことが判明しました。
gMAP spのテキストは講義メモで埋め尽くされ、ここでの出会いと研究テーマは、その後、私の研究活動の道標になりました。皆さんもgMAP spを受講して、研究スキルを磨いてください。

▶ 2025年度gMAP受講生を募集中(2025年3月31日(月)まで)