透析医療に関する国際共同研究DOPPSの一部であるJ-DOPPS（Japan-Dialysis Outcomes ＆ Practice Patterns Study）は、日本における血液透析治療の実態に関する各種データを収集し、DOPPSに提供することを目的としています。
　
過去に幾つもの論文が発表され、日本透析医学会策定の腎性貧血、二次性副甲状腺機能亢進症のほか、心血管合併症、C型ウイルス肝炎治療など、各ガイドラインの根拠論文として引用されているほか、透析時間区分復活の根拠として診療報酬改定などにも影響を及ぼしており、透析医療の質の向上に貢献しています。
　
このJ-DOPPSが、日常の臨床上の課題（疑問）に関し、本研究データを用いて明らかにし、エビデンスを創出することで、日本の透析治療の向上に繋げることを目的とした「論文テーマ」を募集しています。
　
「論文テーマ」の採用者は、J-DOPPSデータの解析支援を受け、論文の作成、公表を行なうことができます。
　
＊iHope Internationalは、この「論文テーマ」の公募およびJ-DOPPSデータの解析を支援しています。
　
＜J-DOPPS「論文テーマ」公募概要＞

【募集目的】
日常の臨床上の課題（疑問）に関し、本研究データを用いて明らかにし、エビデンスを創出することで、日本の透析治療の向上に繋げることを目的とする。
　
【応募対象・募集数】
［J-DOPPS関係者枠］J-DOPPS第5・6 期参加施設に所属する医師、メディカルスタッフ及び役割者：2名
［一般枠］J-DOPPS 関係者枠に該当しない研究者：2名
　
【注意事項】
1人1テーマの応募とし、両枠への重複応募は不可。J-DOPPS 関係者枠の応募資格を持つ者は一般枠への応募不可。
　
【応募期間】
2016年10月5日（水）～12月31日（土）（必着）
　
【応募方法】
所定の申請書に必要事項を記載の上、事務局宛にご郵送ください。詳細は協和発酵キリン株式会社の医療関係者向けサイト「kksmile」 http://www.kksmile.com/ でご確認ください。
　
【選考】
J-DOPPS「論文テーマ」採択会議にて審査し決定します。
　
【選考結果の連絡】
2017年5月頃（予定）に、応募者へ郵送にて通知します。
　
【投稿先】
英文誌（原著論文）
　
【その他】
iHope International が解析を行ないます。論文化に係る費用（会議費、旅費、オープンアクセス費等）、必要に応じてネイティブチェック費用は協和発酵キリン株式会社が負担します。
　
【応募書類送付・問い合わせ先】
特定非営利活動法人 健康医療評価研究機構 iHope International
〒604-0847 京都市中京区烏丸通二条下ル秋野々町513 京都第一生命泉屋ビル7階
TEL：080-9749-5656（受付時間：月～金曜日 9：00～17：00）
※但し、土日、祝祭日及び特定日（12月29日（木）～12月31日（土））を除く。
※ご応募後のお問い合わせには応じかねますのでご了承ください。
E-mail：JCLIP*i-hope.jp　（*を@に変えて送信してください）
　
▶ J-DOPPS「論文テーマ」公募の案内書（PDF）はコチラ