テストステロンの減少と転倒との関連について一定の見解はありません。LOHAS 参加者のうち482名の男性を対象に、唾液中テストステロンのレベルと転倒との関連を調べました。その結果、テストステロンのレベルが低いほど転倒が多いことが示されました。さらに、低いテストステロンとうつ状態とは相乗的に転倒リスクを高めることが分かりました。
LOHAS は福島県会津地方の自治体と大学、iHope の共同研究です。
　
Kurita N, Horie S, Yamazaki S, Otoshi K, Otani K, Sekiguchi M, Onishi Y, Takegami M, Ono R, Konno S, Kikuchi S, Fukuhara S.
Low Testosterone Levels, Depressive Symptoms, and Falls in Older Men: A Cross-Sectional Study.
Journal of the American Medical Directors Association 2014; 15: 30-5.