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感染症を〝外向きの視点〟で捉え世界の医療に貢献する人材を育成 南宮 湖先生インタビュー

※本記事は、電子ジャーナル Primaria ONLINE 2月号(2月15日公開予定) に掲載予定の内容を一部抜粋してご紹介しています。

医療と医学の世界で新しい価値を作りだしている医療者を、有名無名問わずハイライト。
今回は、2025年4月に慶應義塾大学医学部感染症学教室の三代目主任教授に就任された南宮湖氏にインタビューしました。

感染症を〝外向きの視点〟で捉え世界の医療に貢献する人材を育成

慶應義塾大学 医学部感染症学教室 教授
南宮 湖

Profile
慶應義塾大学医学部感染症学教室教授。慶應義塾大学病院感染制御部長、臨床感染症センター長。呼吸器感染症、 NTM症、COVID-19などの臨床・基礎研究を主導し、大規模コホート構築や多層オミックス解析、ワクチン免疫研究を推進。国際共同研究にも積極的に参画し、次世代の感染症領域の人材育成に尽力している。

グローバルヘルスに興味があり、南インド農村部の病院へ
医学部時代から感染症、特にグローバルヘルスに興味があり、5年生の2学期から1年間休学して南インド農村部の病院へインターンに行った。自分が貢献できることを考えていたが、実際には現地の医療従事者の専門性の高さや熱意に刺激を受け、むしろ多くの学びを得た。卒後は、千葉県の旭中央病院で初期研修を経験。救急外来や病棟で生き生きと働く研修医たちに感銘を受け、医師としての土台が養われた。その後、慶應義塾大学大学院に進み、非結核性抗酸菌(NTM)の疫学研究に取り組む。理論的背景の必要性とグローバルヘルスへの関心から、ジョンズ・ホプキンスのMPHプログラムに第1期生として参加。臨床研究の基礎から実践、幅広い知識を習得したことは、自身の可能性を広げるパスポートとなった。

若手医師が国際的な経験を積み再び大学に戻れる教室を
研究を進める中、同じ感染症でも人によって症状が異なる理由としてホストのジェネティクスに着目し、米国国立衛生研究所(NIH)に留学。臨床と研究を両立させる「フィジシャンサイエンティスト」のロールモデルに出会い、研究方法論や研究者としての心構え、国際的なネットワークなどを学んだ。
2025年、慶應義塾大学感染症学教室の3代目主任教授に就任。「感染症をグローバルに捉え〝外向きの視点〞で国際的に貢献できる人材育成を目指しています。若手医師が国際的な経験を積める環境を整え、大学を一時的に離れても戻って来れる、セーフティネットとしての教室でもありたいと思っています」と話す南宮氏に、日米での学び、教授としての思い、未来を担う若手医師へのメッセージなどを聞いた。

南宮湖教授へのインタビューを音声で視聴いただけます(インタビュアー:福原俊一先生)。
▶︎ [インタビュー音声はこちら]

この内容は、電子ジャーナル Primaria ONLINE 2月号(2月15日公開予定) の抜粋となります。全文は公開後、Primaria ONLINE にてお読みいただけます。