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第13回 會津藩校日新館 臨床研究デザイン塾 2026年1月30日(金)・1月31日(土)・2月1日(日)(3日間合宿形式)開催のお知らせ

第13回 會津藩校日新館 臨床研究デザイン塾

診療現場の“なぜ?”を研究に育てる

 

東日本大震災以後、福島県で毎年開催してきた「會津藩校日新館 臨床研究デザイン塾」(通称 會津塾)は、これまで約550名の臨床医が参加され、毎年、高い満足度を得ている合宿形式の参加型ワークショップです(「第12回 會津塾 塾生からのメッセージ」を最下段にご紹介いたします)。

コロナ禍の2年間はオンラインでの開催を余儀なくされましたが、第10回から感染対策を最大限に行いながらリアルで再スタートしており、対面での質の高いコミュニケーションだからこそ得ることができる学習効果を痛感しております。また、リアル開催再開の節目から、福原 俊一副学長が塾長に復帰し、以降、塾長自らが中心となり回を重ねるごとにプログラムを磨き続けています。さらに、現役の臨床研究者・教育者であるファシリテーターとの出会いも塾の大きな魅力になっています。

今回は、『診療現場の“なぜ?”を研究に育てる』について、最新知見も取り入れたプログラムを通じて、全国から集まる仲間と共に楽しく学べる充実の2泊3日をお過ごしいただきます。忙しい臨床からひととき離れ、集中して臨床研究を学んでみませんか?

今年も、リアルで開催します。

  1. ご参加者には、リサーチクエスチョン(RQ)の究め方、RQの種類、RQに答えるための研究デザイン、等を解説する録画講義や、Reading Materialを提供し事前学習を行っていただきます。
  2. 参加者が持ち寄ったRQについて、事前グループワークを通してブラッシュアップしていただきます。
  3. 当日は、各グループで、各自がもちよったRQを議論し一つに統合し、RQに答えるための実際に研究計画を作成していただきます。最終日のグループ発表のあと、優秀賞を選考し表彰します。
  4. 塾長が自ら監修した「塾帖」は、塾での学びを凝縮したエッセンスがまとめられた冊子(非売品:ノベルティ)です。毎年、ご参加者から喜ばれています。今回も、鋭意改訂し参加者に贈呈します。
  5. 毎回好評のバー福原(塾長自らがカクテルを振る舞われる贅沢なBar)も開店します。また、福島の美味しいお米・日本酒、心地よい高湯温泉も待っています。

 

 

 

 

 

 

 

【日時】
2026年1月30日(金)・1月31日(土)・2月1日(日)(3日間合宿形式)

【会場】
福島県  花月ハイランドホテル http://www.kagetsu.net/ (福島駅西口より送迎バスあり)
〒960-2261 福島市町庭坂字神の森1-20

【塾長】
福原 俊一 [京都大学 名誉教授/福島県立医科大学 副学長/Johns Hopkins大学客員教授]

【対象】
2025年10月1日の時点で、臨床経験2年以上の医師(初期研修修了者)/所属先が福島県外の方/総合内科、総合診療科の医師を歓迎しますが、他診療科の方も歓迎します/開催までの1カ月間に事前学習に時間を割ける方/全日程に参加が可能な方(一部の日程のみの参加は受け付けていません)

【参加費】
56, 000円(税込み)※宿泊費・食事代・懇親会費の実費・資料代等を含む

【申込期間】
12月7日(日)まで

【主催】
福島県立医科大学

【企画・運営】
福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター

共催
福島県立医科大学 総合内科学

【後援】
日本臨床疫学会、日本プライマリ・ケア連合学会

【協力】
京都大学大学院 医学研究科 地域医療システム学講座ほか

【申し込み】 
以下のお申し込みフォームからご登録ください。
https://forms.gle/8Ei1LfgxCdr1QchGA

 

<第12回 會津塾 塾生からのメッセージ>

川崎市立多摩病院 腎臓・高血圧内科/慶應義塾大学医学部 衛生学公衆衛生学教室  HTA公的分析研究室

藤田 陽子

内科医として高齢者医療の課題に直面しながらも解決に踏み出せず、もどかしい思いで臨床に臨んでいました。gMAP参加を機に、臨床研究が現場の課題を科学的に解明する学問であると知り、学びを深めたい一心で會津塾へ参加しました。雪深い福島の温泉宿での濃密な学びと仲間や師との出会いは、自分の研究テーマを定め実践する第一歩につながりました。塾の仲間とは現在も共同研究を続け、医療経済学の学びにも挑戦しています。