最近の主な研究業績

北海道家庭医療学センター(HCFM)とiHopeの共同研究論文2編が「Geriatrics & Gerontology International」と「Family Practice」に掲載されました。

iHopeはHCFMへの臨床研究の教育プログラム提供と論文化をサポートしています。

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「Adequacy of Initial Evaluation of Fever in Long-term Care Facilities(発熱した入居者を診た時の介護職員の対応)」が「Geriatrics & Gerontology International」に掲載されました。

【要旨】
医療職の少ない高齢者介護施設における夜間の発熱時の初期対応は介護職が行っているが、その適切性は分かっていない。本研究では、軽度と重度の発熱のシナリオを介護職に提示し、医師に診せる必要性を適切に評価できるか調べたところ、介護職の約1/3の発熱評価は不適切であり、医師に診せる必要性を判断する際の指標が高齢者の病状ではなく、高齢者本人や家族の希望であった場合に介護職が不適切な評価をする傾向が明らかになった。

Yamada K, Nakagawa T, Hatto H, Miyachi J, Narushima M, Sakushima K, Fukuma S, Yamada Y, Fukuhara S.

Adequacy of Initial Evaluation of Fever in Long-term Care Facilities
Geriatrics & Gerontology International 2016 Aug 10 2016 Aug 10. doi: 10.1111/ggi.12863. [Epub ahead of print]

▼掲載サイトはコチラ
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ggi.12863/full

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「Influence of family dynamics on burden among family caregivers in aging Japan(家族内関係性と介護負担感)」が「Family Practice」に掲載されました。

【要旨】
在宅介護をする家族介護者の介護負担感と家族内関係性の関係を、プライマリケア医、ケアマネージャー、家族介護者から得られた情報をもとに分析した。その結果、家族内関係性の善し悪しは家族介護者の介護負担感と、要介護高齢者の認知障害の有無に関わらず関連があることがわかり、量反応関係も認められた。家族内関係性を悪化させる課題を抱える家族において、介護者の介護負担感は増幅されている可能性があり、家族内関係性に着目し評価することの重要性が示唆された。

Tesshu Kusaba, Kotaro Sato, Shingo Fukuma, Yukari Yamada, Yoshinori Matsui, Satoshi Matsuda, Takashi Ando, Ken Sakushima, Shunichi Fukuhara

Influence of family dynamics on burden among family caregivers in aging Japan
Family Practice 2016 Oct; 33(5): 466-470

▼掲載サイトはコチラ
https://academic.oup.com/fampra/article/33/5/466/2197651/Influence-of-family-dynamics-on-burden-among


2017.02.24
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