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iHope学術諮問委員の福原俊一先生(京都大学大学院医学研究科 医療疫学分野 教授、福島県立医科大学 副学長)に、米国内科学会の最高会員の称号MACPが授与されました。

ACP年次大会で最高会員の称号MACPを授与された福原俊一先生(左)米国内科学会(ACP:American College of Physicians)は、内科専門医が10万人以上加盟している米国の中でも大規模な学会のひとつです。

ACP日本支部(Japan Chapter)は、約10年前に当時の日本内科学会の理事長であった黒川清先生がACP本部と協議し、日本内科学会の総合内科専門医の資格を有する内科医はACP会員になれるという合意のもとに、世界初の米国以外のChapterとして発足しました。以後、他の多数の国も参加するようになり、現在80か国にChapgerがあります。

ACPの会員には、何段階かあります。まず、ACP会員(Member)になるためには、米国内科専門医であることが条件になっています。ただし、学生や研修医も準会員(Student、Associate)になることができます。

ACP会員の中で、内科領域において診療、教育、研究、社会活動に著名な貢献をした医師には、上席会員(FACP:Fellow of American College of Physicians)という称号が付与されます。このFACPになるためには、委員会で厳密な審査を受けた上、採択されることになります。なお、FACPになったものは、ACPの年次大会期間中に表彰されます。

このたび、福原俊一先生が授与された最高会員(MACP:Master of American College of Physicians)は、FACPの中でも限られた医師にしか授与されない最上級の称号です。

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